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シンポジウム開催報告:学生からの質問~日本にいる難民の現状と課題

聖心女子大学の4号館が昨年10月にオープン、グローバル共生研究所、展示・ワークショップスペースBE*hiveなどが設置されました。

オープニング展示の大テーマは「難民・避難民」で、小テーマとして2017年3月までは「日本にいる難民」を予定しています。この小テーマも、終盤を迎えることになり、現在日本に暮らす3万人といわれる難民の方々の現状や問題に対する疑問をもう一度考える機会として、グーバル共生研究所と国際交流学科の合同企画としてシンポジウムを開催いたしました。

シンポジウムの趣旨は、学生から日本の難民問題に対する質問や疑問を集約したものに対して、シンポジウムの登壇者から回答をいただき、さらに考えていく機会とするものです。

シンポジウムは、本研究所副所長の挨拶に続き、学生(国際交流学科2年岡田英里)による難民問題の基礎についてのまとめ及び本日の質問事項を行い、5名の専門家、法務省・菱田泰弘氏、難民審査参与員・池上清子氏、難民支援団体理事長・吹浦忠正氏、UNHCR難民奨学金大学生・ホワ ガム ラット ゾウ氏、UNHCR駐日事務所・川内敏月氏(登壇順)から回答を頂きました。各登壇者のプロフィールについてはこちらをご覧ください。

その後フロアからの質疑応答を行い(ファシリテーター:国際交流学科2年佐々木初奈子)、本学学生以外にも、他大学学生、一般参加者からも質疑を頂きました。当日のプログラム、質問内容についてはこちらをご覧ください。

最後に国際交流学科4年増田京美が、シンポジウム全体のまとめを行い、坪内国際交流学科教授が挨拶をして締めくくりました。

当日参加学生の感想はこちらをご覧ください。

当日参加者は、学生約200名、一般約30名。

(主催:聖心女子大学グローバル共生研究所、共催:聖心女子大学国際交流学科、協力:難民支援学生活動団体SHRET)