境界を越えて見える世界
Be*hive誕生特別企画として「無国籍者写真展‘NOWHERE PEOPLE : THE WORLD’S STATELESS」が開催されています。
UNHCR駐日事務所のご協力のもとに有志の学生が、数あるコンスタンティン氏の作品の中から8枚を選びました。
国籍を問わず「女性」に焦点を当てました。
昨年、私の心を強く惹きつける、ある一枚の写真と出会いました。
圧倒的な存在感に一瞬にして私の心が奪われました。
グレッグ・コンスタンティン氏の作品です。
作品の前に立つと、色のない静寂な世界へ引き込まれていきます。
その作品の深さに触れると、「いま私が存在していること」「生きていること」の意味を問いかけられているような感覚になります。
一枚一枚の作品が私たちに語りかけ、作品と「私」が対話する空間がひろがります。
国籍や民族をこえて、誰しも同じ「人間」として地球に存在していること。
コンフリクトのない平和な社会、寛容な社会が当たり前となる社会、差別や偏見のない自分らしくありのままで生きられる社会、自然と動物と人間が共存している社会…
あなたなら、どのような未来を描きますか?
無国籍者写真展を企画した学生・院生有志(神田和可子)