核兵器をなくす日本キャンペーンが本学4号館ブリット記念ホールにてイベントを開催します。
■上映会&トークイベント「核の被害とたたかう人びと」~カザフスタン渡航報告〜
来年3月、核兵器禁止条約(TPNW)第3回締約国会議が開催されます。議長国であるカザフスタンは、旧ソ連による核実験の被害国でもあり、核被害者援助・環境修復の義務を定めたTPNW第6・7条の取り組みをリードしています。
本年8月には、カザフスタンの首都アスタナにてTPNW締約国や市民社会の代表が集まり、核被害者援助に関する作業グループの会議を実施しました。また、世界の核被害者等も集まり、ICAN主催の「核被害者フォーラム」を開催しました。
日本の市民社会もTPNW第3回締約国会議への取り組みを盛り上げようと「核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会」が発足。ジャーナリストの小山美砂さんがカザフスタンを現地取材のために訪れました。
このイベントでは、核被害者フォーラムへの参加や核被害の実態の取材のためにカザフスタンを訪れた3名が、それぞれの観点から現地に渡航した報告をします。それを通じて、原爆被害の実相を知る日本が世界の核被害者援助にどう貢献していけるのかについて考えます。
【イベント概要】
・日時:10月5日(土)10:00〜12:00
・場所:聖心女子大学 4号館ブリットホール
・参加費:無料(申し込みはこちら)
・主催:核兵器をなくす日本キャンペーン
・協力:聖心女子大学グローバル共生研究所
・登壇者:
- 砂田智映(創価学会インタナショナル軍縮・人権部長)
- 小山美砂(ジャーナリスト/「『黒い雨』訴訟(集英社新書)著者」
- 川崎哲(ICAN国際運営委員/ピースボート共同代表)
【プログラム】
- カザフスタン核実験被害者の証言映像『私は生き抜く~語られざるセミパラチンスク~』上映
- 映像上映
- 解説:砂田智映(創価学会インタナショナル軍縮・人権部長)
- 質疑応答
- カザフスタン現地取材報告
- 報告:小山美砂(ジャーナリスト、『「黒い雨」訴訟』著者)
- 質疑応答
- 核兵器禁止条約最新情報アップデート、「核被害者フォーラム」参加報告
- 報告:川崎哲(ICAN国際運営委員、ピースボート共同代表)
- 質疑応答