2011年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故からもうすぐ7年となります。政府や行政は盛んに福島の復興を伝えています。しかし、一般市民や被災者の立場から原発事故を振り返り、そこから得られた教訓を伝える活動はそれほど多いとは言えません。
2015年にいくつかの国際協力NGOが中心となり、ブックレット「福島10の教訓~原発災害から人びとを守るために~」を作成しました。これまで14言語に翻訳され配布されています。
現在私たちは次の段階の活動として、開発教育や環境教育に学びながら、福島の原発事故の教訓を世界によりわかりやすく伝えるための新しい教材作りに取りかかっています。そこで今回、福島の教訓を効果的に世界に伝える方法を考えるシンポジウムを開催します。台湾、インド、トルコ、ヨルダンの市民運動、開発/環境教育、NGO、ジャーナリズムに関わる市民が、対話を通して伝える方法を探ります。世界各地の核や原発をめぐる状況を共有するとともに、このシンポジウムの学びを新しい教材作りに活かしたいと考えます。 ぜひご参加ください。
開催概要
日時
2018年1月23日(火)18:30 – 20:30(開場 18:00)
会場
聖心グローバルプラザ 3F ブリット記念ホール
(旧JICA広尾センター:東京都渋谷区広尾4-2-24)
参加費
1,000円(資料代 / ブックレット「福島 10の教訓」日本語版付き)
主催
福島ブックレット委員会
共催
防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR) / 聖心女子大学グローバル共生研究所 / 特定非営利活動法人CWS Japan / かながわ開発教育センター / 特定非営利活動法人国際協力NGOセンター / 特定非営利活動法人日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET) / ピースボート / 特定非営利活動法人ふくしま地球市民発伝所