このコラムでは、複数回にわたりBE*hiveの展示内容をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、2019年3月15日(金)までGコーナー「特別企画展」で開催されている「武器をアートに」の特別展示です。
特別展示のスペースは、BE*hiveの入口から入ると一番奥まったところにあります。
こちらでは、アフリカ南東部モザンビークで回収された武器から制作された5つの作品(武器アート)をご覧いただけます。これらは、国立民族学博物館(2点)、えひめグローバルネットワーク(2点)、アジア経済研究所の網中昭世氏(1点)に特別協力をいただきました。うち1点は、実際に作品に触れていただくことが可能です。
ひとつひとつの作品を間近にご覧いただくと、拳銃など武器のいろいろなパーツが組み合わされていることがわかります。笛を持つ指の形など、とても繊細で武器からつくられていることに驚きます。
展示スペース内では、武器アートがつくられている様子(動画)を見ることもできます。
作品を通じて、モザンビークでのアートに結実した平和構築の営みと、内戦を経て平和な未来を希求するアフリカの人びとの様子を是非、感じていただければと思います。
次回は、第3期の展示を活用したワークショップについてご紹介します。お楽しみに!
(BE*hiveスタッフ 木村)