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BE*hive「日本の難民認定制度の課題」コーナー

このコラムでは、複数回にわたりBE*hiveの展示内容をご紹介しています。

今回ご紹介するのは、「日本の難民認定制度の課題」コーナーです。

 

ここでは、日本の難民認定制度について、その仕組みや課題をパネルで紹介しています。

日本における「難民」の定義やG7各国の難民認定率の比較をはじめ、難民として認定されるまでのプロセスや認定されなかった場合の対応などについて、図や写真とともに学ぶことができます。

 

2017年の朝日新聞の世論調査によると、「日本は難民や移民をもっと受け入れるべきだと思いますか?」という問いに対して「受け入れるべき」と回答した人の割合が18%でした。これは、私たちの難民問題に対する意識の低さや知識の無さがこうした結果に表れていると捉えることもできるのではないでしょうか。

難民問題は「遠い異国で起きている問題」ではない。

私たちの住む日本にも難民は暮らしていて、決して他人事ではない。

そういったメッセージを込めて、パネルの横には、私たちの日常生活の風景が映されています。

 

日本の難民認定制度は、他国とどのような違いがあるのか、どのような課題があるのか。もし自分が慣れない異国へ逃れなくてはならなくなったら、そこで難民認定申請をするとしたらどのような困難を抱えるだろうか。私たちは難民のために何をするべきか。

各パネルには最後にこうした「問いかけ」が記されており、更なる学びにつながる空間となっています。

 

次回は、「F.わたしたちの活動」をご紹介します。お楽しみに!

 

(BE*hiveスタッフ 岩岡)