モンシニョール・ンダミラとの対話は、日々難民問題に取り組む私にとって大変有意義なものでした。支援者という立場からどう難民と関わっていくべきなのか、支援団体同士での連携の工夫点など、日頃の活動における悩みに対して、ウガンダでの経験を元に具体的な助言を頂けました。また、同じ学生団体であるEiMやSFTの方と共に、環境と経済の視点からも難民支援の在り方を考えていくことで、モンシニョール・ンダミラが活動する上で大切になさっている考え方、持続可能な開発援助としての支援の重要性にも気付かされました。そして、この講演会は、私たち学生が今できることを改めて考えるきっかけにもなり、今回学んだことは必ず、今後のSHRETでの活動に生かしていきたいと思います。
SHRET 武市亜子
今回の講演を聴いて、東アフリカの状況とカリタスの活動を知り、 改めて私たちの支援のあり方について考えることができました。ンダミラ師がおっしゃっていたように、 本当の支援とはただお金を与えるだけの経済支援ではなく、 一人一人の尊厳を大切にした支援であることがわかりました。 そのためには、支援する側が持続可能な「情報」を与え、 難民が将来自立できるような生活支援をする必要があるのだと感じ ました。またそれは一方的な支援ではなく、 難民と私たちが共に助け合えるような関係を築き、「共に生きる」 社会をつくっていくことが大切であることがわかりました。 これからも難民と私たちが「共に生きる」社会を考え、 行動に移していきたいです。
SFT 部員
今回のカリタスウガンダの講演会では、壇上でモンシニョール・ンダミラと直接対話するという、貴重な経験をさせていただきました。クロストークを通して特に印象に残っているのは、「明日というのは不確実なものだから、若者にとっては今日が大切だ」という言葉です。Earth in Mindでは、持続可能な地球の実現を目指して活動しています。持続可能性というと、どうしても将来の理想的な地球像にばかり意識が向きがちになっていると感じます。しかし、まさに今現在も、世界の各地では環境問題が深刻化し、それによって苦しんでいる方々が多くいらっしゃいます。私達が今本当にすべきことは何なのか、環境問題に携わる若者の一人として、あらためて考えさせられるきっかけとなりました。
Earth in Mind 長尾 綾子