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BE*hive-アート作品のご紹介①

このコラムでは、これまで複数回にわたりBE*hiveの展示内容をご紹介してきましたが、BE*hiveの魅力を語る上で欠かせないのが、併設されている様々なアート作品です。

BE*hiveでは、多数のアーティストの方々によって「難民・避難民」をテーマに作られたアート作品を展示しています。そのどれもが独創性があり、アーティストが作品に込めたメッセージを感じとることで、更なる好奇心や想像力をかきたてられます。今回以降は、そういった作品の数々をご紹介していきます。

 

作品名:TRACE / 作家名:Kei Nakamura (展示終了)

争いや過去の悲惨な爪痕など、人々が同じ過ちを上書きしていく様子を表現した作品です。「これよりこの地に私達は一体どんな痕跡を残して行けるのだろうか?」と問いかけています。訪れた人は、その迫力にまず目を奪われます。

 

作品名:生きる / 作家名:南島 隆

弾圧、迫害、困窮、様々な動機から何者かに追われ、故郷を離れざるを得ない人々の様子を彫刻アートで表現しています。暖かく迎えてくれる国や人々はいるのか、果たして彼らは安住の地に辿り着けるのだろうか、そういった難民の心境を感じさせられる作品です。

 

作品名:歩く Walk and Think / 作家名:加藤 治男

「人は歩く 人は考える 歩きながら考え続ける」様子を表現した木のアート作品です。一つ上の『生きる』という作品で、故郷を離れて船に乗った難民が、辿り着いたところへ上陸して歩き出すというストーリーもあります。

 

次回は、まだまだたくさんあるアート作品の数々をご紹介します。お楽しみに!

 

(BE*hiveスタッフ 岩岡)