プログラムのご案内
BE*hiveの展示による学びをより深めていただくために、様々なワークショップをご用意しています。総合学習や、その他グループの学習などの一環として、ぜひご活用ください。
対象者・費用・実施方法
- 原則として、対象は高校生以上~一般、人数は20名前後
- 費用は無料(実施希望日の1カ月前までに事前予約が必要)
- 対面またはオンライン(オンラインソフト(ZOOM)を使用。申込後に使用方法をご案内します。Wifi環境での利用を推奨します。)
- 所要時間はご希望に応じて90分~120分程度で承ります。
プログラム
以下のプログラムをご用意しています。ご要望に応じて内容を調整いたしますので、お気軽にご相談ください。
- A.子どもと放射線
核兵器の存在する世界は現世代だけでなく未来世代の子どもの生存権すらおびやかします。このワークショップでは、核兵器が存在する現状と「核なき世界」に向けた動きを知り、一人ひとりの想像力をもって、子どもの不条理のない社会(=核廃絶)の実現を構想することの大切さを学びます。 ※大きな音に敏感な方がいらっしゃる場合は事前にお知らせください。 - B.子どもと戦争
人類史は争いの絶えない歴史だったと言えます。そこには多くの犠牲者がおり、なかでも未来への希望を絶たれた子どもは最たる犠牲者であると言えるでしょう。子どもたちは戦争をどのように体験したのでしょうか。このワークショップでは、アウシュビッツへの中継地となったチェコスロバキア(当時)のテレジン収容所に暮らした子どもたちの描いた絵をはじめ、戦争が何であるのかを今に伝える様々な資料を題材に、「戦争と平和」や子どもの権利について考えます。 - C.ジェンダーの理解編
当たり前だと思われていた「女性をめぐる常識」が、大きく変化しつつある現代社会。
この学びの出発点として、先ずは「男女」を切り口とした視点でジェンダー規範による差別や不平等の現状の理解を深めます。
私たちの日常生活や社会をジェンダーの視点で見ることを通じて、自らが生きたい社会を問い直してみましょう。
※ 2021年5月~2023年4月の展示テーマ「いま、『女性』はどう生きるか」をもとに作られました。 - D.気候変動(基本編)+気候アクション
・気候変動の基礎知識を「女性と社会的弱者」、「スポーツとパーム油の繋がり」などの視点から学ぶことから始まり、社会の仕組みや自分の暮らしを変える気候アクションを見つけ出し、気候変動の解決に向けた対策や手段について考えます。
※ 2019年5月~2021年4月の展示テーマ「気候変動」をもとに作られました。「気候変動とパーム油」など、個別テーマでの実施も可能です。 - E.日本にいる難民
・世界と日本の難民問題の現状とその背景をクイズ形式で学びます。
・日本に住む難民のエピソードを読んで、日本での暮らしや難民認定制度について理解を深めます。
※ 2017年9月~2019年3月の展示テーマ「難民・避難民」をもとに作られました。
申込み・問い合わせ
「申込書」をE-mailにて、ワークショップの実施希望日の1ヶ月前までにお送りください。ご質問などお問い合わせいただく際は、「グローバル共生ワークショップの件」での問い合わせであることをお伝えください。
※ワークショップ主催は、当研究所となります。申込団体による一般申し込みでの開催はお控えください。
※Chromeではダウンロードできない場合があります。その際は他のブラウザからお試しください。
- 住所:東京都渋谷区広尾4-2-24
聖心女子大学4号館/グローバルプラザ - TEL:03-3407-5811(代表)(4号館内線:104)
- Email:be-hive@g.u-sacred-heart.ac.jp
参加者・申込者の感想
- 難民に関するイメージの変化や自分ごととしてとらえるきっかけになった。普段の授業と違う&広々とした素敵な空間だからこそ、自由に意見を言い合ったり、学生同士の学びあいがみられた【大学生/参加者】
- 難民はみんな私たちと同じように普通に暮らしている人間であることを実感した。自分たちに何ができるかをもっと知りたい【大学生/参加者】
- 展示を見るだけでなくワークショップに活用することで、更なる学びにつなげることができた 【一般/参加者】
- 展示を見るという受動的な体験ではなく、ワークショップという参加型学習を通じて、子どもたちの気づきや学びが深まっていった【公立中学/申込者】
- 充実した展示とリンクした内容で、参加者の関心を引き出し、疑問に答えていくスタイルがとてもよかった。ぜひまたワークショップをお願いしたい【大学教員/申込者】