3月24日(土)に、聖心グローバルプラザで開発教育教材体験フェスタ2018を開催しました。このフェスタは、NPO法人開発教育協会(DEAR)が毎年開催しているイベントで、開発教育の教材を実際に体験することで、参加型学習でグローバルな課題を楽しく・深く学ぶためのヒントを得ることができます。
BE*hiveでは、展示を活用した「難民ワークショップ」を行いました。ワークショップでは、難民に関するクイズや展示見学を通じて、難民の方々の気持ちに寄り添います。
更には、日本に暮らす難民の方々のエピソードを通じて、日本の難民受け入れの現状や難民認定制度について学び、もっと知りたいことや疑問に思ったことをみんなで出し合い、自分たちに何ができるかを考えていきます。
参加者は、難民に関して全く知識が無いという方をはじめ、難民に会ったことがある方や、支援活動に携わっている方など様々でした。グループワークを進める中で、難民の定義や難民と移民の違い、日本の難民受け入れ状況や制度などに関して、様々な疑問やもっと知りたいことがたくさん出されました。
参加者からは、以下の感想(一部抜粋)が寄せられました。
・他の参加者からの学びが多く、とても勉強になった。(学生)
・BE*hiveは興味深い展示が多く、参加できてよかった。(団体職員)
・難民は遠い存在だったが、ワークショップを通じて理解を深めることができた。(教員)
・難民と移民の違いを理解しながら、教材を上手に使い、授業で活用していきたい。(教員)
この他に教材体験フェスタでは、DEARが出版している『開発教育基本アクティビティ』、『スマホから考える世界・わたし・SDGs』、『地球の食卓』、『世界がもし100人の村だったら』などの新作教材や定番教材を実施し、教員やNPO/NGOスタッフ、会社員、学生など日本全国から約100名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!
(BE*hiveスタッフ 岩岡)