聖心女子大学グローバル共生研究所の講演会のご案内
ロヒンギャ難民支援から見る
社会的結束(Social Cohesion)の重要性と今後の展望
2017年8月、隣国ミャンマー・ラカイン州で発生した事態により、70万人以上のロヒンギャ難民がバングラデシュのコックスバザール県に流入している。また、2016年10月に発生した難民および1990年代からの難民を加えると100万人程ロヒンギャの人々が、コックスバザール県内に設置されたキャンプ地やその周辺で、過酷な生活を送っている。2017年8月以降、バングラデシュ政府に加えて多くの国連・国際機関およびNGOが当地で支援活動を行っており、生活環境の改善が進められているものの、まだ険しい道のりである。現在、難民のミャンマーへの帰還がバングラデシュ、ミャンマー両政府によって協議され、進められているが、難しい状況である。
本講演会では、2013年より現場で直接難民支援にあたっている国連の国際移住機関(IOM)のバングラデシュ事務所代表が来日する機会を生かし、現状と今後の展望について議論を深めることを目的とする。
◆講演者:
ジョージ ギガウリ(Giorgi GIGAURI)国際移住機関バングラデシュ事務所代表
◆日本語解説:
東山慎太郎(国際移住機関スタッフとして2017年6月よりロヒンギャ難民支援に従事:Localization and Private Sector Partnership Officer, IOMバングラデシュ)
◆討論:大橋正明(聖心女子大学)
◆司会:日下部尚徳(東京外国語大学)
日時:2019年11月29日(金) 18時30分~20時(18時開場)
会場:聖心女子大学グローバルプラザ(4号館)2階4-2教室
申込み:事前申し込みは終了いたしました。
当日申込も承ります。直接会場にお越しください。
18時30分-19時30分 講演
ジョージ ギガウリ代表 講演(逐次日本語解説含む) 60分
19時30分-19時40分 大橋正明(聖心女子大学)によるコメント
19時40分-20時 会場との質疑応答
主催:聖心グローバル共生研究所
後援: IOM駐日事務所、UNHCR駐日事務所、シャプラニール=市民による海外協力の会、難民を助ける会(AAR)、 ジャパン・プラットフォーム(JPF)、ワールド・ビジョン・ジャパン