近年の猛暑や豪雨にも見られるように、地球環境の悪化はますます深刻化し、人類社会の存続さえ危ぶまれる状況になりつつあります。
そうした状況に対して、パリ協定やSDGsを契機に、脱炭素社会に向けた抜本的な変革が求められていますが、残念ながら、日本では、その取組は始まりつつあるものの、まだ不十分であり、国際的な潮流に後れを取るのでは、との危機感が広がっています。
ご承知の通り、環境文明21は26年前から、持続可能な社会を築くための理念や手段等について、探求し普及に努めてきましたが、それを、明日の企業社会を担い、子どもたちに健全な社会を引き継いでいく人々とも共有したいとの思いから、『環境文明塾』を開催することにしました。
その初回として、研究者、学者、官僚として20世紀の環境分野をリードしてきた三人が、脱炭素社会の構築に向けて、次世代への熱きメッセージを語り合う場を設けました。
環境分野の大御所が一同に会し次世代への熱い思いを語る貴重な機会です。奮ってご参加下さい。
【簡単なプロフィール】
内藤正明氏:京都大学、国立、県立の研究所などで一貫して環境研究に関わってきた。その過程で、 30年も前から石油文明の変革なしには人類持続はないと主張してきた。しかし今は諦めて残りの人生を、これこそが真の脱炭素「適応社会」と考える、地域での「救命ボート」作りに努め、それが心豊かな幸せ社会であることを示そうとしている。
西岡秀三氏:1945年東京大空襲に逃げまどい、50年代炭都大牟田の栄枯盛衰を目の当たりに育ち、70年代オイルショック下の石油化学会社を生き残り、80年代に出会った温暖化という地球大実験研究にはまり込んで、今は止まらぬ大実験の終活にお手上げの毎日。
加藤三郎氏:環境文明21創設者で現在顧問。27年余の公害・環境対策の官僚生活の最後の3年間で、地球環境問題は都市・工業文明がひき起こした「文明の病」であると痛感。この問題に向き合うため53歳で退官しNPO生活を開始。26年経った今「環境政策は経済・社会政策」との認識のもと脱炭素時代の社会のあり様を追求している。
※3人は1939年生まれの同年生です。
日 時:2019年10月25日(金)13時30分~15時30分 (受付13:00~)
場 所:聖心女子大学4号館 聖心グローバルプラザ
参加費:(資料代) 環境文明21会員 2,000円 学生 1,000円 非会員:3,000円 (聖心女子大学学生 無料)
※学生の方は学生証をお持ちください
【お申込み・お問合せ】
参加申込はメールまたはFAXでお願いします。メール、FAXでのお申込が難しい方は
ご連絡下さい。(※当日参加も可能です。)
認定NPO法人環境文明21 担当:松倉、尾利出
TEL: 03-5483-8455 FAX: 03-5483-8755
E-mail: info@kanbun.org
■FAXでお申し込みの方は以下のフォームをご利用下さい。
■メールでお申し込みの方は、メール本文に必要事項をご記入いただくか、以下のフォームにご記入いただき、PDFにてご送付下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・参加申込書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NPO法人環境文明21 御中 FAX:03-5483-8455
■『環境文明塾』特別講座(10月25日)に参加します。
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※会員番号が不明の方は、会員である旨をご記入下さい。
※参加費は当日、お支払い下さい。