「出入国管理及び難民認定法(入管法)改正」「技能実習制度」に代わる新たな制度に関わる議論など、昨今では日本における外国人の課題に関する報道が多くなされています。
国という大きな枠組みでは外国人受け入れの制度整備、市民である私たちの暮らしにおいては多様な国籍の人と共に暮らす多文化共生の姿勢が求められています。
本講座では、長く日本での非正規移民の課題についてNGOや研究者等の立場から活動や研究に取り組んできた加藤丈太郎先生に日本の出入国在留管理制度や移民の受け入れについて、歴史的観点を踏まえて、現状や課題点などをお話いただきます。
本講演は『移民・ディアスボラ研究10 入管の解体と移民庁の創設―出入国在留管理から多文化共生への転換』(編著、明石書店)出版を記念して開催するものです。
会場参加のみなさまには
・講師サイン入り近著販売
・講座終了後、講演内容についてご質問にお答えします
【日時】2023年7月11日(火)18:00~19:30
【開催場所・定員】(ハイブリッド形式)
会場:聖心女子大学4号館2階4-2教室 定員30名
オンライン:(Zoomウェビナー)定員250名 ※定員を増やしました
【参加費】無料
【プログラム】
1.講演「なぜ日本では出入国在留管理が行われてきたのか-過去と現在を見つめる」(50分)
講師:加藤丈太郎氏
武庫川女子大学文学部英語グローバル学科専任講師。聖心女子大学グローバル共生研究所客員研究員。博士(学術)。
専門は移民研究、国際労働移動、国際社会学、多文化共生論。
2.補足説明、質疑応答(40分)
ファシリテーター:大橋正明
聖心女子大学グローバル共生研究所初代所長、現招聘研究員、
元聖心女子大学人間関係学科教授、SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事
講師の活動の様子:アメリカで非正規移民である学生に講義
講師の活動の様子:日本語教室でベトナム料理を作る
【申し込み】https://forms.gle/7yYUTuAUmi9AZCZX9
【主催・お問い合わせ】聖心女子大学グローバル共生研究所
jimu-kyosei@u-sacred-heart.ac.jp