このコラムでは、複数回にわたりBE*hiveの展示内容をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、Bコーナー「アフリカの難民-タンザニア-」です。
タンザニアにあるニャルグス・キャンプを中心に、コンゴとブルンジ難民の背景や生活の様子についてパネルで紹介しています。日本人にとっては遠いアフリカの国のことをニュースで知る機会は少ないですが、この地域にもたくさんの難民・避難民がいることがわかります。
このコーナーに入ると、まず目に飛び込んでくるのは、アフリカのさまざまな楽器たち。
これらの楽器は、手にとって演奏していただくことが可能です。アフリカの大地のような力強い太鼓の音、市場の女性たちの笑い声のような高らかなカリンバの音。ぜひ、気になる楽器に挑戦してみてください!
アフリカはサッカーが盛んな国。2010年には、南アフリカでワールドカップが開かれましたね。難民キャンプにいる子どもたちもサッカーは大好き。手作りのサッカーボールや、アフリカのいくつかの国のユニフォームも展示しています。
楽器やサッカーなどの文化やスポーツを通じてアフリカを知ることで、それらに関心を持つアフリカの難民たちのことも、より身近に感じられる空間です。
次回は、今回の展示で新たに導入されたメディア展示端末についてご紹介します。お楽しみに!
(BE*hiveスタッフ 木村)