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2/22(土) カンボジア伝統芸能大型影絵芝居「スバエクトム」来日公演中止

この公演は新型コロナウイルス感染拡大予防のため中止になりました。

ユネスコ無形文化遺産・カンボジア伝統芸能大型影絵芝居
「スバエクトム」

正統派スバエクトムの伝承を一手に担うティー・チアン一座待望の東京公演!

KDDI財団ではこれまでにカンボジアに11校の小中学校を建て、英語やパソコン、音楽教室な どの授業も導入して子供たちの未来を応援しています。2011年からは文化支援の一環として、カンボジア伝統芸能「スバエク・トム」の継承に力を注ぐティー・チアン一座への支援を始 め、現地のKDDIスクールでは生徒対象のワークショップや屋外上演も実施しています。このたびは、KDDI財団設立10周年を記念して日本のみなさまにもこのすばらしい伝統芸能をご紹介させていただくこととなりました。日本ではなかなか観ることのできない公演です。みなさまお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

◆日時: 2020年2月22日(土)
1回目 開場12:30/開演13:00- 2回目 開場16:30/開演17:00-
◆会場: ブリット記念ホール(聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザ3階)
◆チケット代: 2,000円(自由席)
◆お申込み方法:
KDDI財団ホームページ内オンライン申込サイト「スバエク・トム東京公演」からお申込みいただけます。
(お支払方法:クレジットカード、銀行振込、コンビニ)
http://www.kddi-foundation.or.jp/scb/shop/shop.cgi
本公演はチケットレス公演です。公演当日は、お申込み確認メールを印刷してご持参ください。
※1回目公演13時の回は満席となりましたので申込を締め切らせていただきました。

◆お問い合わせ: concert@kddi-foundation.or.jp / 03-6328-3043

◆主催: 公益財団法人KDDI財団
◆後援: 在日カンボジア王国大使館、聖心女子大学グローバル共生研究所
◆協力: 公益財団法人現代人形劇センター

アンコール遺跡の地に息づく 壮麗な影絵芝居
スバエク・トムはアンコール遺跡で名高いシエムリアップ地方に伝わる影絵芝居です。古くは仏教にかかわる儀礼として上演されてきました。
上演形式は、複数の遣い手が高さ1mを超える人形をかかげるようにして遣う、おおがかりなものです。遣い手がスクリーンの前にも姿を現し、人形とともに優雅な身体さばきを見せるなど、世界的にも特色のある影絵芝居として、みどころが満載です。
牛の皮をなめして繊細な彫刻をほどこした人形が、揺らめく炎に漆黒の姿を現します。伝統楽器のアンサンブル「プンピアット」の演奏を伴って、物語は展開します。
1970年から20年以上にわたるカンボジア内戦によってあらゆる芸能、芸術の伝承が途切れたように、スバエク・トムも壊滅的な打撃を受けましたが、人々の地道な努力によって みごとに甦り、いまは若い世代によって受け継がれています。「ユネスコ無形文化遺産」にも登録された、カンボジアを代表する伝統芸能です。

演目「リアムケー」~カンボジア版「ラーマーヤナ」~
東南アジアに広く伝わる、インドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」のカンボジア版です。英雄リアム王子と魔王リアップの壮大な闘いの物語で、スバエク・トムでは本来は七夜をかけて演じられました。本公演ではその中心的エピソードをおみせします。(日本語字幕付)

ティー・チアン一座
先代の座長ティー・チアン(1922~2000)が1997年に立ち上げた一座。ティー・チアンは十代でスバエク・トムを始め、苛烈な内戦を生き抜き、長きに渡る伝統の中断ののち力を尽くして復活させました。昔ながらの伝統を伝え、ストーリーと登場人物の心の動きを丁寧に見せる、ゆったりと漂うような演技が一座の特色です。現在は、その遺志を継ぐ孫のチアン・ソパーンが座長となり、若い世代の育成につとめています。

くわしくは チラシ⓵ チラシ⓶ をご覧ください。