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【展示】第Ⅳ期:「子どもと希望2~Reimagination~」

「子どもと希望」をテーマとする2回目の本展では、子どもの希望につながるものとして、「大切なものの再発見」「多文化共生」「不思議の再発見」に焦点をあてた展示を行います。自分の好奇心に従って取り組むことは、そこに無理がなく、結果、その分野がより得意になり、また人々を喜ばせることにつながります。そしてその循環が希望となると考えます。

■「タカラモノ」

フォトグラファー 回里純子

日本、中国、フィリピンなど10ヵ国を訪ね、そこで暮らす子どもたちをとらえたポートレートシリーズ。
3期に続いて4期でも構成を変えて展示します。ときにはタカラモノという概念が通じないこともある、さまざまな環境で生きる子どもたちの「大切なもの」とは?

■「わたしたちの一番星よ~日本に生きるミャンマー人母たちの祈りとメッセージ~」 

詩・和合亮一 絵・荒井良二

故郷の破壊と再生を謳い続ける福島の詩人・和合亮一が、泥沼化する祖国の内戦を逃れ、日本での出産と子育てに奮闘する在日ミャンマー人母たちのナラティブストーリーを詩集にするプロジェクト。日本に渡ったミャンマー人は現在約10万人。新しき人々と詩人の言葉で、”異次元の少子化”に沈みゆくこの国の未来を照射します。(企画協力:NPO法人Mother’s Tree Japan+東京芸術大学宮本武典研究室/助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京「芸術文化による社会支援助成」
※助成対象事業〈アートによる多文化共生リサーチ「母たちの森をゆく―マザーズツリー・プロジェクト」〉の一部として実施

■「ライオンごうのたび」 

文・森岡督行 絵・山口洋佑

宇宙から地中、海、空を自由自在に移動できる「ライオン号」。この絵本が伝えたいのは「世の中の不思議を、不思議と思うところから出発しよう」ということ。なぜ、地球は丸いのか。なぜ、化石ができるのか。子どもが感じる素朴な「なぜ?」と、その答えを導く学問の理想的なありかたとは。

製作/株式会社森岡書店

◇開催日:2024年10月28日(月)~2025年4月21日(月)
◇場所:聖心女子大学4号館 展示スペース「BE*hive」 <詳しくはこちらから
◇開館時間:月~土 10時~17時 (日・祝日 閉館)
※臨時休館等、トップページのお知らせ「BE*hive開館・休館情報」をご確認ください
◇入場料:無料

■特別展示

「萃点のことば展- 理の集まる「あいだ」の場所を求めて -」
主催:一般社団法人 Ecological Memes
期間:2024年10月28日(月)- 1月31日(金)

どうしたら自分や他者、世界とのつながりを取り戻せるのだろう。地球環境を壊すのではなく、創造的な再生者として一歩踏み出していけるのだろう。生命の営みや生態系に根ざして生きるための実践知をまとめた萃点のことばたちの特別展