BE*hive -アート作品のご紹介④

BE*hiveでは、多数のアーティストの方々によって「難民・避難民」をテーマに作られたアート作品を展示しています。そのどれもが独創性があり、アーティストが作品に込めたメッセージを感じとることで、更なる好奇心や想像力をかきたてられます。
ここでは、今回(第3期)の展示で新たにBE*hiveに加わったアート作品の数々をご紹介していきます。

【写真左】 作品名: エネルギー /  作家名: 吉田 哲夫

至るところ目。監視の目。死者の目。
見つめ見られながら回転し、渦が生まれる。目のエネルギーの誕生である。
回転のエネルギーを得ながら 目は誰かに助けてもらえるとも思わず独自に生きていく。
目はあるが、あり得ない世界である。

【写真右】作品名: 実在するが、誰もが見ない / 作家名: 吉田 哲夫

人類は少数民族絶滅の歴史である。
存在するが、つかみどころのない、国家、壁を描く。
餓死は国家に対する最大の抗議である。
実在するが、さまようことすらできない、人々がいる。
生活があり、渦があるかぎり世界の窓は開かれているが、世には、今なお、多くの絶滅危惧種
が偏在する。
あるものをないものにする醜さ。
知らないではすまされない。

作品名: ノアの航空母艦 / 作家名: 大橋 新(工房arata)

神話の中のノアの方舟では、神のお告げにより巨大な方舟を建設したノアは、大洪水の
中動物達と難を逃れたと言われている。
多くの動物達を甲板の上に乗せたこの方舟は、現代の航空母艦のような姿をしている。
神話と違うのはその姿形だけでなく、洪水が方舟の内側から沸き起こり、それが瞬く間に
大地へと広がり箱舟をも運んでゆく所である。
洪水が引いた後、方舟自体が大地の礎となり、新しい世界が始まる。

次回も、第3期の展示で新たに加わったアート作品をご紹介します。お楽しみに!
(BE*hiveスタッフ 木村)