オンライン国際シンポジウム「緒方貞子さんの思いを受け継ぐーアフリカと日本を結んでー」
聖心女子大学第1期生であり、元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんが心を寄せ、訪れたアフリカの現場を振り返ります。そのことを通じて、若い人たちに対し、視野を広げ、他者と協力し、世界が直面しているさまざまな問題に取り組んでほしいというメッセージを投げかけます。
(対象:大学生・高校生・一般の方 言語:日本語 参加費:無料)
このシンポジウムのチラシは↓こちらからダウンロードしてご覧ください。
【プログラム】
開会挨拶 髙祖 敏明(聖心女子大学 学長)
第1部 ルワンダからの声
90年代後半ルワンダ紛争後社会の安定を目指した緒方さんは、現代女性への支援を行い、和解と平和構築の道を開きました。それから四半世紀、ルワンダの現状を聴きます。
- 「難民の経験、そして私が出会った緒方貞子さん」 永遠瑠・マリールイズ 氏
- ビデオメッセージ「和解と平和を目指して、ルワンダの人びとと歩む」 佐々木和之氏& 恵氏
- インタビュー動画 ルワンダ人女性へのインタビュー
第2部 他者とつながる学び
緒方さんが学生時代に聖心でどのように学び、リーダーシップを培ったのか。国際協力を行う卒業生の声も聴き、大学生たちによる問題意識を高めるディスカッションを展開します。
- 「緒方さんと聖心の教育」 岡崎 淑子
- 「聖心での学びと、国際協力の現場」金田尚子氏
- 「ディスカッション:緒方貞子さんの思いを受け継ぐ」 難民支援学生団体メンバー(聖心女子大学SHRET・インカレJ-FUN Youth)ほか、大学生
閉会挨拶 植田 誠治 ( 聖心女子大学 副学長/グローバル共生研究所 所長)
プレゼンター
永遠瑠・マリールイズ 氏(NPO法人 ルワンダの教育を考える会理事長) ツチ⼈の⽗、フツ⼈の⺟を持つルワンダ⼈⼥性。1965 年に⽗の赴任先のコンゴで⽣まれる。洋裁の教員となり、⻘年海外協⼒隊のカウンターパートとして⽇本で研修を受ける。1994 年2 ⽉、ルワンダ帰国直後に内戦に巻き込まれ、コンゴの難⺠キャンプへ逃れる。キャンプで会った⽇本⼈医師の通訳となり、働く。1994 年12 ⽉、再来⽇して「ルワンダの教育を考える会」を設⽴、キガリ市内に学校を設⽴。
佐々木 和之 氏(ルワンダ・プロテスタント人文・社会科学大学 開発学部 平和紛争学科長) 2005 年、⽇本バプテスト連盟国際ミッションボランティアとしてルワンダに派遣される。現在、ルワンダ・プロテスタント⼈⽂・社会科学⼤学開発学部准教授。 「佐々⽊さんを⽀援する会」に⽀えられ、ウムチョ・ニャンザ(和解と共⽣⼥性グループ)などを⽀援をしている。今回、ルワンダの農村に住む⼥性たちに現場の声を取材する。
佐々木 恵 氏(ルワンダ布製品ウェッブショップ「ウムチョ・ニャンザストア」代表)
金田 尚子 氏(聖心女子大学卒業生/国連世界食糧計画)
2008年卒業後は物流会社に就職。2014年英国バーミンガム大学院にて開発マネジメント修士号取得。2015年にIOM (国際移住機関)ソマリア事務所でのインターンを契機に、ケニア、南スーダン、ルワンダにて勤務。現在は外務省のJPO派遣制度の下、WFP(世界食糧計画)本部にて物流担当官として勤務。
岡崎 淑子 (聖心女子大学 元学長/グローバル共生研究所 招聘研究員)
難民支援学生団体メンバー(聖心女子大学SHRET・インカレJ-FUN Youth)ほか、大学生
閉会挨拶 植田 誠治 ( 聖心女子大学 副学長/グローバル共生研究所 所長)
司会 石井 洋子 (聖心女子大学 准教授/グローバル共生研究所 副所長)
<日 時> 2021年6月19日 16:00~18:00
<視聴方法>
オンラインイベントになります。(参加無料)
ZoomウェビナーとYoutube Live を使って配信します。
<申込>
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視聴URLについては、 jimu-kyosei@u-sacred-heart.ac.jp まで、ご連絡ください。
※視聴にかかる通信費等は視聴する方のご負担となります。
※講演後2週間ほど(7/3まで)本公演の録画を視聴できます。後日、
主催: 聖心女子大学 グローバル共生研究所
共催: 聖心女子大学大学院 社会文化学専攻/マグダレナ・ソフィアセンター
助成: 一般社団法人 東京倶楽部
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